7月7日10時53分撮影での日影の出来方と畑の様子。最前列南側で栽培されている大豆は、影の影響が少ないとみている。日向の大豆観測はここで行っています。
7月最終日の31日11時28分撮影です。前回撮影の7月7日の観察から、24日が過ぎて、夏の日差しの中で植物の生育が活発に行われれたようです。ソーラーシェアでの畑も緑が濃くなっています。影の位置も若干後方(北へ)に移動した様です。
7月7日 大豆の観察
現在の成長での違いは、この畑が西側に傾斜している為ではないでしょうか。(東が水はけが良く西が湿気があります)5月中旬から6月中旬にかけて非常に降水量が少なかった影響もあると思います。
7月31日 大豆の観察
ここまでのまとめ
大豆の生育を見ていると、保湿の良い土で育っている箇所の方が、生育が良く感じられる。前年の収量を調査での状況での実の付き方と合わせても、ソーラーシェアでの大豆の成長は良好と思える。
前年も大豆と一緒にマリーゴールドを植えてみたが、大豆と一緒に植わった物は葉の陰で花を付けなかった。ソーラーパネルでの影の下では花を付けているので、影の移動や、上部パネルからの距離があることより日陰部も散乱光を受けることで、全く日差しが無い状態とは違うことが解る。
写真は今年2015年の7月31日撮影。
7月7日カボチャの観察
葉の大きさを見てもらうと、日向の方が大きいことが分かります。多く光合成をするために葉が次第に大きく成長したのだと思います。
7月31日カボチャの観察
葡萄の木の品種はキャンベルです。成長の違いには剪定の状態にもあるので記録としてご覧ください。
他には品種がピオーネも栽培されています。
7月7日葡萄の木の観察
7月31日葡萄の木の観察
こちらも参考にご覧ください。7月31日のみの日向日影の比較観察ですので、実の生り始めの頃は解らないですが、現在はあまり変わらない実の数と大きさのようです。ナスの生育にも、土の水分量が必要なら、ソーラーシェアでの栽培に適していると思います。