エコ村と風力発電 体験ツアー           【2015年10月25日】

省エネ・再エネとエコ生活

エコ村と風力発電 体験ツアー

 

 ・「エコ村」では循環型の暮しとバイオマス発電

 設備を見学しました。

 猪苗代湖湖畔にあるエコ村では、豊かな自然環境の中、自然と調和して暮す生活を目指して設備を整えて、豊富な森林資源を活かて木質チップでの小型木質バイオマスコージェネレーション発電や、無農薬有機野菜栽培に挑戦されています。その挑戦の様子を見学し学んできました。見学では、運営されている友岡社長と現地にお住いの渡辺さんから、どのような思いから生まれた挑戦かを踏まえ、詳しい設備の説明を受けて、ツアー参加の皆さんは、納得や感銘、今後の生活に活かそうと多くの質問がありました。

 小型バイオマスコージェネレーション発電所の見学では、小型木質バイオマス発電機を使って乾燥木質チップから、電気とエンジン冷却で得た熱エネルギーを作り出します。熱は蓄熱タンクの水を温め温水として施設の断熱や温室ビニールハウスの暖房に利用されていました。その工夫が頂いた資料は詳しく記載されていてましたが、実際の機械を見ながらさらに細かな案内を頂きました。燃料の木質チップの乾燥室の案内では、木の香りや温もりを感じながら、床断熱で木質チップが乾燥してゆく行程を説明頂きました。ここでは、無駄なく森林資源が活用できる一連の工夫を見せて頂きました。

 又、もみ殻を加工して作る薪のモミガライトは参加の皆さんのご興味を引き付けていました。もみ殻を薪にして利用する技術は初めて見て知り、出来上がった薪の風合いの優しさも感じながら、ここでも農作物からエコ利用を学びました。

 昼食はエコ村で、手作りの弁当と、窯で焼いたばかりのピザを頂きました。ここでも地産地消にこだわった野菜や地鶏の卵を使った食材を多く使い、手間を掛けた愛情料理でした。ご参加の皆さんとエコ村の皆さんとの交流を深めながらの食事となり、大変おいしく頂きました。又、手作りの献立表やポストカードも付けて下さり、心のこもったおもてなしを受けました。

 自然と共に生きる循環型の暮しを体験することが出来る「エコ村」を訪れての参加の皆さんの感想は、様々な取り組みや、設備に対しての驚きと、暮らしている人たちの、資源利用に対する熱い思いへ対する感嘆、又、今後の生活を見直し、捨てるものを減らすエコな生活をこころがけてみよう、野菜の料理も真似て作ってみたいな等々と大変参考になったようです。

・布引高原では風力発電設備を見学しました。

 この日は風の強い日で、風力の丘はさらに風に吹かれながらの見学になりました。間近で見る高さ約100m風車は大変迫力があり、ご参加の皆さん一様に大きさに驚きながら、福島大学の佐藤先生の話を伺いました。又、寒さの中でしたが、風車33基を一望できる、展望台へも登り、風力の丘に見える風車、その向こうの、猪苗代湖や磐梯山の風景を眺め、自然と発電設備との景観を楽しみました。見学した後には、佐藤先生から発電した電気がどのように送られているかをご説明いただきました。

  ツアー参加の皆さんに風の丘、布引高原風力発電を訪れての感想を頂きました。感じた風の強さ、寒さに対する感想も多くありましたが、自然の力の大きさ、又、人間が発電に利用するなら、環境を壊さずに利用するために色々な考察をし、多くの費用をかけて建設しなくてはならないのだな等と設備の大きさを感じる意見がありました。

 一日を通して、再生可能なエネルギーの利活用、その設備の使われ方、エネルギーを利用する人たちの情熱、を体験し考えることが出来ました。そして、出迎えて下さった方々、暖かなおもてなしを頂きありがとうございました。ツアー参加の方々も意見を自由に交換しながら参加して頂き、良い時間が持てたとのご感想も頂きました。皆さまご協力ありがとうございました。

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